あなたの会社には、他の企業にはない立派な技術があり、優れた製品がある。絶対に売れるはずだ。売れないのはおかしい。なぜなんだろう。

それは、あなたの会社の名前が知られていないからです。知名度がないからです。

人は、あなたの会社の製品よりも、少し性能が落ちても名前の知っている会社の製品を買うのです。

それがわかったのは。この書籍を読んだときです。

私は、この書籍を、電車の中吊り広告につられて購入しました。

 

「イモトのWiF」や「にしたんクリニック」のテレビでの名前連呼により、とにかく知名度の向上が全てに優先することを強調しています。

 

何をやっているかよりも、まずは知名度。内容は、並行してやればいいということです。

 

私も、3時のヒロインがダンスをして、にしたんクリニックのコマーシャルをやっているのは知っていますが、にしたんクリニックがPCRの検査事業をやっていることは知りませんでした。

 

また、ある事業に取り組むときは、内容や市場を分析してその事業が成功するかどうかをじっくりと分析して踏み出すのが通常の企業ですが、筆者は、それでは先行者利益を得られない、まずは踏み出すこと、そしてCMで名前を覚えてもらうことが、最も重要であると言っています。

 

そういう意味では、通常のマーケティングの手法とは大きく違います。

 

第5章では、コスト0円からでも実践できる仕掛けの魔術も書かれています。

 

まさに中小企業の生き残り戦略です。

 

中小企業の社長は必読です。

 

 

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「最強 知名度のつくり方」