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タグ:尿管結石

尿管結石はとんでもなく痛いものです。それはかかったことがある人しかわからない苦しみです。

それは、我慢していても、痛みが治まるものではありません。最後は、救急病院に駆け込むことになります。

 

私はこの尿管結石に、何回も何回も苦しんできました。

 

そこで、私が取り組んできた管結石結石の形成をおさえるための食事について、書かせていただきます。

 

(1)  動物性脂肪中心の食生活を改めること

 

尿管結石のほとんどはシュウ酸カルシウムと言われています。かつては、シュウ酸カルシウムの元凶は、動物性たんぱく質と言われていました。カルシウムの尿中への排泄が増加する一方、結石を防ぐ働きがあるクエン酸が減るからです。

しかし最近では、動物性脂肪のほうが、より一層、結石を形成することがわかってきたそうです。

脂肪は体内で分解されて脂肪酸となり、腸に到達し、カルシウムと結合して外に排泄されます。
そうすると
腸内でカルシウムと結合されるはすだったシュウ酸が余ってしまい、これが尿中に排泄されてカルシウムと結びつき、シュウ酸カルシウムとなるのです。

 

確かに私は、昔からお肉が大好きで、ステーキからとんかつなど、食べまくっていました。

一方野菜はほとんどとらず、完全に偏った食生活を何十年と続けていたのです。

 

肉の脂身は取り除く、牛肉や豚肉は赤身のモモ肉やヒレ肉を、鶏肉はモモ肉よりムネ肉を、揚げ物はやめてゆでたり蒸したり焼いたりして脂肪を落とす、すき焼きよりはしゃぶしゃぶにするなど、食べ方や調理法を工夫すべきです。

 

(2)  水分をしっかりととること

 

たっぷりと水分をとり、尿量を増やすと、結石ができにくくなります。不要なものは、尿とともに排泄されます。

さまざまな研究によって、一日の尿量が2リットル以上では、結石の形成されるリスクはかなり低減できると言われています。
ただし、糖分が多く含まれている清涼飲料水やジュースは要注意で、砂糖の過剰摂取は尿中へのカルシウムの排泄を増やします。

水分は、水道水やミネラルウォーター、麦茶、ほうじ茶がいいです。

 

(3)  シュウ酸を多く含む食品をとらない

 

シュウ酸は、ホウレンソウやキャベツ、ブロッコリー、レタス、サイマイモ、ナスなんどに多く含まれています。

 

特にホウレンソウは、100g中に800mgもシュウ酸が含まれており、キャベツなどの300mgの倍以上です。特に注意が必要で、私は実は食べていません。

 

どうしてもホウレンソウを食べたいときは、ゆででおひたしにすると、シュウ酸の量は半分になります。また、カルシウムと一緒にとると、腸管内でシュウ酸とカルシウムが結合し外に排泄されるので、尿中へのシュウ酸の排泄を抑えられます。ホウレンソウに、カルシウムが豊富なカツオブシやちりめんじゃこをかけて食べるといいでしょう。      

 

(4)  塩分・糖分は控えめにする

 

塩分を過剰摂取すると、尿中へのナトリウムの排泄量が増えるだけでなく、カルシウムの排泄量も増加します。さらに、塩には尿中のクエン酸量を減少させる作用もあるといわれ、いっそう結石を招きやすくなっています。

 

また、砂糖の過剰摂取は血液を酸性にするため、それを中和するために骨のカルシウムが溶け出し、尿中へのカルシウムの排泄が増えます。

 

(5)  カルシウムは適度にとる

 

かつては、結石を予防するために、カルシウムの摂取制限が推奨されていましたが、今は積極的にとるべき栄養素と考えられています。

さまざまな研究によって、尿路結石の患者は、健常者に比べて、カルシウムの摂取量がすくないことがわかってきたのです。それは、カルシムが少なくなると、骨が溶け出して、必要以上のカルシウムが放出されてしまうからです。

カルシウムの吸収率が高く、手軽にとれるのは乳製品です。一日に必要なカルシウムは600ミリグラムと言われていますが、牛乳1本で、約200ミリグラム摂取できます。ただし、脂肪は危険因子ですから、低脂肪の牛乳や乳製品がいいです。

 

■尿管結石にならないための生活習慣の改善とは? 

尿管結石にならないためには、どのように生活習慣を改善すればいいでしょうか。

 

(1) 3度の食事はバランスよくとること

メタボリッククシンドロームや肥満と尿路結石は密接な関係があるこがわかってきました。

それを防ぐには、できるだけ同じ時間に起床、就寝し、3食を規則正しくとることです。

 

(2) 夕食から就寝まで少なくとも2時間、できれば4時間あけること

結石は夜に作られると言われます。

夕食をとってすぐに就寝すると、その間消化が進み、結石を形成する物質が尿中に排泄されてためっていきます。

一方、睡眠中は、水分の補給がないうえに、寝汗などで水分が失われるので、ますます尿が濃くなりますので、結石ができる条件がそろうのです。

したがって、夕食から就寝までは、少なくとも2時間、できれば4時間あけて、その間に水分を補給し、排尿してください。

また、起床時、就寝前には、コップ一杯の水を忘れずに飲んでください。

 

(3)適度な運動をすること

座りっぱなしの職業の人は、結石ができやすいと言われています。動かないと、骨からカルシウムが溶け出しやすくなり、尿中への排泄が増えてしまうからです。

運動をすると、骨をつくる細胞が活性化し、カルシウムが骨に沈着しやすくなるのです。

ダンベル運動や筋力トレーニングなどの無酸素運動は、体の水分を奪い、尿を濃くするので逆効果です。

有酸素運動がおすすめで、ウォーキングやジョギング、サイクリングがいいで

■尿管結石にならないための食事療法とは? 

尿管結石にならないためには、どのような食事療法を取ればいいいでしょうか。

 

(1) 動物性脂肪中心の食生活を改めること

尿管結石のほとんどはシュウ酸カルシウムと言われています。

 

かつては、シュウ酸カルシウムの元凶は、動物性たんぱく質と言われていました。カルシウムの尿中への排泄が増加する一方、結石を防ぐ働きがあるクエン酸が減るからです。

 

しかし最近では、動物性脂肪のほうが、より一層、結石を形成することがわかってきたそうです。

 

脂肪は体内で分解されて脂肪酸となり、腸に到達し、カルシウムと結合して外に排泄されます。そうすると腸内でカルシウムと結合されるはすだったシュウ酸が余ってしまい、これが尿中に排泄されてカルシウムと結びつき、シュウ酸カルシウムとなるのです。

 

肉の脂身は取り除く、牛肉や豚肉は赤身のモモ肉やヒレ肉を、鶏肉はモモ肉よりムネ肉を、揚げ物はやめてゆでたり蒸したり焼いたりして脂肪を落とす、すき焼きよりはしゃぶしゃぶにするなど、食べ方や調理法を工夫すべきです。

 

(2) 水分をしっかりととること

たっぷりと水分をとり、尿量を増やすと、結石ができにくくなります。不要なものは、尿とともに排泄されます。

 

さまざまな研究によって、一日の尿量が2リットル以上では、結石の形成されるリスクはかなり低減できると言われています。ただし、糖分が多く含まれている清涼飲料水やジュースは要注意で、砂糖の過剰摂取は尿中へのカルシウムの排泄を増やします。

 

水分は、水道水やミネラルウォーター、麦茶、ほうじ茶がいいです。

 

(3) シュウ酸を多く含む食品をとらない

シュウ酸は、ホウレンソウやキャベツ、ブロッコリー、レタス、サイマイモ、ナスなどに多く含まれています。

 

特にホウレンソウは、100g中に800mgもシュウ酸が含まれており、キャベツなどの300mgの倍以上です。特に注意が必要です。

 

どうしてもホウレンソウを食べたいときは、ゆでておひたしにすると、シュウ酸の量は半分になります。

 

また、カルシウムと一緒にとると、腸管内でシュウ酸とカルシウムが結合し外に排泄されるので、尿中へのシュウ酸の排泄を抑えられます。

 

ホウレンソウに、カルシウムが豊富なカツオブシやちりめんじゃこをかけて食べるといいでしょう。

 

(4) 塩分・糖分は控えめにする

塩分を過剰摂取すると、尿中へのナトリウムの排泄量が増えるだけでなく、カルシウムの排泄量も増加します。

 

さらに、塩には尿中のクエン酸量を減少させる作用もあるといわれ、いっそう結石を招きやすくなっています。

 

また、砂糖の過剰摂取は血液を酸性にするため、それを中和するために骨のカルシウムが溶け出し、尿中へのカルシウムの排泄が増えます。

 

(5) カルシウムは適度にとる

かつては、結石を予防するために、カルシウムの摂取制限が推奨されていましたが、今は積極的にとるべき栄養素と考えられています。

 

さまざまな研究によって、尿管結石の患者は、健常者に比べて、カルシウムの摂取量が少ないことがわかってきたのです。

 

それは、カルシムが少なくなると、骨が溶け出して、必要以上のカルシウムが放出されてしまうからです。

 

カルシウムの吸収率が高く、手軽にとれるのは乳製品です。一日に必要なカルシウムは600ミリグラムと言われていますが、牛乳1本で、約200ミリグラム摂取できます。

 

ただし、脂肪は危険因子ですから、低脂肪の牛乳や乳製品がいいです。

■尿管結石の治療法をご存じですか? 

尿管結石はとんでもなく痛いものです。それはかかったことがある人しかわからない苦しみです。

それは、我慢していても、痛みが治まるものではありません。最後は、救急病院に駆け込むことになります。

 

それでは、尿管結石には、どのような治療法があるのでしょうか。それを紹介したいと思います。

 

(1)ますは、保存的療法と言われるものです。

 

保存的療法とは、結石が尿とともに自然と排泄されるように促すものです。

 

石が小さくて、尿の通過時の障害や、腎機能の低下がないときに選択されます。

 

その中でも、自然排石促進法と、薬物療法があり、両者が併用されることが多いです。

 

前者は、水分をできるだけ多くとって、自然な排石を促すものです。

また、後者は、薬によって結石を溶かして、排泄を促すものです。

この療法は、患者への負担が少ないのが最大のメリットで、約8割はこの方法がとられます。

 

ただ、結石が落ちてくる過程で、強烈な痛みが襲ってくることもあり、その場合は救急で病院に飛び込むか、非常に強い痛み止めの薬で止めないといけません。

 

(2)次は、侵襲的療法と言われるものです。

 

侵襲的療法とは、積極的に結石を破壊して除去するものです。

 

結石の大きさが1センチ以上で、自然排石が期待できないときなどに実施されます。

 

結石治療には、対外衝撃波結石破砕術(ESWL)と、内視鏡治療があります。

内視鏡治療には、経尿道的結石破砕術(TUL)と、経皮的結石破砕術(PNL)があります。

 

1つ目のESWLは、体の外から衝撃波をあてて結石を砕き、尿とともに排泄させるものであり、最も多く利用されています。

 

衝撃波が40分程度背中からあてられます。

手術の後は、血尿とともに破壊された結石が排出されます。

 

TULは、内視鏡を尿道口から挿入して、モニターで直接結石を確認しながら、超音波やレーザー、圧搾空気などで結石を破壊して取り除くものです。

 

PNLとは、背中から腎臓まで1センチほどの穴を開け、そこに内視鏡を挿入して、腎結石を破砕して取り除くものです。

 

なによりも、尿管結石にならないのが一番です。

また、次の機会に、そのための食事療法について、書きたいと思います。

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