「臨検監督」は、通常、監督官2名が来訪します。呼びだされることも多いです。。何社か一緒にヒアリングされることもあります。
その際、
・帳簿類の確認
・事業主、責任者への聴き取り
・事業場内への立ち入り
・労働者への聴き取り
・口頭による改善指導や指示
がなされます。
指導されることが多い項目は、
まず、労働時間があげられます。
具体的には、
・労働時間の管理ができていない(記録なし、タイムカードとの乖離、切り捨て)。
・36協定(労使の合意書)を届け出ていない。
・常態的に長時間勤務になっている。
次に健康&安全管理です。
具体的には、
・健康診断を実施していない(医師の所見がない)。
・産業医、衛生管理者を選任していない。
・ストレスチェックを実施していない。
最後に、賃金(主に残業代)不払いです。
・正しく計算されていない(時間単価、割増率等)。
・固定残業手当の適用が間違っている(定義がない、実計算がない)。
・管理監督者の適用が間違っている(対象者ではない。)
以上、労働管理には、十分注意しましょう。
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