年の差婚とは、一体何歳年の離れた人との結婚を言うのでしょう。
かつては10歳以上の差があれば、年の差婚と言われたでしょうが、
今では20歳、加藤茶さんのように45歳も年の離れたカップルもいます。
かつての既成概念ではありえないとされていた相手との結婚を見直そうとする社会運動の一種であり、2010年代に入る直前あたりから若い女性に顕著になった現象、との意見もあります。
また、内面的なよさを基準にして恋愛したがるようになったため、年齢が軽視されるようになったのではないかとの指摘もあります。
芸能人や俳優で、年の差婚ですぐ思いつくのは、以下です。
2010年、三田村邦彦さん56歳が、26歳年一般人の方30歳と結婚
2011年、加藤茶さん68歳が、45歳年下の加藤綾菜さん23歳と結婚
2015年、山本耕史さん38歳が、12歳年下の堀北真希さん26歳と結婚
男性が年上の方が多いと思います。
年の差婚のメリット・デメリットを考えてみましょう。
《年の差婚のメリット》
○ケンカになりづらい
10歳以上も歳が離れていると、同年齢や年の近い夫婦より揉めることは少ないといえるでしょう。
年上のほうが余裕をもって相手に接することができるからです。
○常に刺激を得られる
ジェネレーションギャップと裏腹ではありますが、お互い常に新しい発見があるので、価値観さえ合えば、一緒にいて刺激的で楽しいからです。自分が知らない知識を増やすことができます。
《年の差婚のデメリット》
○価値観が違う
常に刺激を得られるというメリットと表裏ですが、ジェネレーションギャップによる価値観の違いが、埋められない溝になってしまうかもしれません。
ただ、それらのデメリットはふたりの相性がピッタリであれば、乗り越えられるはずです。
厚生労働省が毎年発表する『人口動態調査』によれば、初婚の夫婦の年齢差では、「夫婦同年齢」「夫婦の年齢が1歳年上」に次いで、「7歳差以上」の夫婦の割合が増えています。
医療が進歩し、元気で生活できる健康寿命も延びています。シニア世代の結婚のハードルは下がっています。
一般的に言われている常識を覆すのも、あなた次第です。幸せな年の差婚を目指しましょう。